冬になると、西の空で一際光っている星があるのを知っていますか?
それは金星です。
金星は太陽系に含まれています。
太陽系は太陽に近い惑星から、水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星の順に並んで太陽の周りを回っています。
ではなぜ、地球の隣にある金星は見えるのに、火星は肉眼ではほとんど見えないのでしょう。
それは、惑星の大きさや太陽からの距離などが関係しています。
地球と比べると火星の大きさは半分ですが、金星は地球とほぼ同じ大きさです。
また、惑星は自ら光っておらず、太陽の光が反射して光っているように見えています。
そのため、太陽からの距離が遠くなるほど光は弱くなり見えにくくなってしまうのです。
実は、金星は年によって見える方角が違います。
地球は太陽のまわりを1年かけてまわります(公転)が、金星は1年半かけてまわります。
だから、地球から見て金星はいつも同じ方角にいないのです。
今年は西の空にみえるので6時頃にみてみてください!
理科担当講師 尾辻
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
いよいよ受験シーズン本番となってきました。
困ったときはいつでも相談に来てくださいね。最後まで一緒に頑張っていきましょう。
毎年インフルエンザが流行し、学級閉鎖になることもしばしば。
また、A型、B型などと言われますが、皆さんはその違いを知っていますか?
インフルエンザにはA型とB型があります。
A型は38度を超える高熱、頭痛、咳、くしゃみ、悪寒、関節痛、筋肉痛などの症状が現れます。
また、A型インフルエンザは、毎年ウイルスが進化して形を変えているため、抗体で防ぐことができません。
B型は発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などの症状の後に咳、くしゃみ、鼻水といった症状が現れるケースが多いです。
熱も高熱にはなりにくいです。
B型インフルエンザは、ウイルスが変化しにくいので一度抗体を取得すれば感染しにくくなりますが、ウイルスは不定期に変化するので予防接種などは必要です。
皆さんも手洗いうがいなどしっかり行って、インフルエンザにかからないよう気をつけましょう。
理科担当講師 柴田