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福崎町の少人数制学習塾 大塚塾の教室便り


by otsukajyuku
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ばえる

つい先日の授業で、「映える」の読みを「ばえる」と読むというイマドキな間違いに遭遇しました。

これだけSNSやテレビなどで「ばえる」「ばえる」と言っていれば、そういうもんだと思うのも当然でしょう。


そういえば私が中学生だった時、漫画の影響で「本気」を「マジ」と読む子がいると、

国語の先生が嘆いていらっしゃいました。

そういう点では悪影響もあったかもしれませんが、個人的には漫画で覚えた漢字や知識が結構役立ったものです。


しかし最近、国語が嫌いという人の中に、もっぱら動画やゲームばかりで、

本も読まなければ、漫画も読まないという人がいます。


動画やゲームで目にする文字量って、おそらくかなり少ないはず。

活字離れもここまで来たかと、びっくりしました。


昔は、「漫画ばっかり読んで。」と怒られたという話をよく聞きましたが、むしろ今は「漫画だけでも読んで。」とお願いしたいくらいです。


最近は、文字作品を漫画にしたものが増えています。

全編文章がちょっと辛い人は、漫画から始めてみてはどうでしょうか。


塾にも歴史や古典の漫画を置いていますよ。

国語担当講師 荒柴





# by otsukajyuku | 2019-07-01 12:48 | 講師のブログ

梅雨の7月

梅雨の7月_e0141029_12461942.png


気温も高くなってきて、夏が近づいてきました。

今年は今までで最も遅い梅雨入りでした。

太平洋の上にある高気圧が梅雨前線を押し上げて日本列島に梅雨がやってくるのですが、

今年は例年よりもその高気圧が日本に近づいていなかったので、

最も遅い梅雨入りになったようです。

期末テストも終わり、夏休みに入ります。

夏休みの過ごし方次第では学力に大きく差が生まれます。

長期休暇にしかできないことや勉強を両立して、充実した夏休みにして下さい。

理科担当講師 柴田




# by otsukajyuku | 2019-07-01 12:47 | 講師のブログ

7月になりました。

期末テストが終わり、7月になりました。

今回の2年生の団結した頑張りには、感心するものがありました。

少しずつ報告をもらっていますが、満足する結果が出たでしょうか。


 中1生は初めての期末テストだったり、

中間テストが実施されなかった学校ではいきなりの9教科で準備に追われたことでしょう。

点数が気になるのはよく分かりますが、次の課題は今回のミスを新学期へ残さないことです。

9月までの2か月間で、徹底的に「分からない」を「できる」に変えていきましょう。 



 夏期講習会の申込書と時間割を同封しています。

日程をよくご確認のうえ7月12(金)の期限までにお申し込みください。

時間割の組み方などは柔軟に対応しますので、お気軽にご相談ください。

また、懇談会の日程表もご確認いただき、万障繰り合わせのうえご参加ください。

その際、通信簿をお忘れなくお持ちください。



 部活が忙しくなる時期ですが、梅雨入りが遅れているようで不安定な天気が続きます。

体調管理には十分に気を付け暑い夏を皆で乗り切っていきましょう。










# by otsukajyuku | 2019-07-01 12:44 | 今月の教室便りより

5月の教室便りより

5月に入り、過ごしやすい季節になりました。

新学期が始まり1ヶ月が経ち新しい環境にも慣れてきたことでしょう。

 今回はゴールデンウィークがとても長かったことから、1学期の中間テストを実施しない学校が数校あります。

また、実施する学校も日程のばらつきがあります。

そこで、当塾では急遽、中間対策の日程を5/12(日)と決定いたしました。

自習室で申込書を配布していますので、5/10(金)までに予約してください。


 この連休はどの学校でも、宿題がとても多かったようです。

あくまでも学生の本分は学業ですから、一生懸命勉強すべきです。

いつも生徒たちに伝えていることですが、早め早めから休憩時間も含めた計画をすることが大切です。

さらに、宿題は取り組むことで、今まで分かっていなかった問題をできるようにすることが目的です。

今回のように余裕がないほどの宿題があるときは、まず提出することに集中し、日を置いて理解する為の学習をしましょう。

学習だけに限らず、優先順位や時間配分を考えて行動する習慣を付けていきましょう。








# by otsukajyuku | 2019-05-09 09:30 | 今月の教室便りより

『曙に咲く』

『曙に咲く』 _e0141029_09280398.jpg


『曙に咲く』 蜂谷 涼 (著)を紹介したいと思います。

本作は、まだ外国人との結婚が珍しかった明治の初め、偏見にさらされながらも前向きに生きた女性「鶴」の28年の生涯を史実を基に描いた作品です。

そして、発売4か月後にはもう2018年度入試の出典となっています。

本作が例外ではなく、入試の出典は割と直近のものが多い気がします。

もちろん、違う場合もあります。

さらに、内容も今回は一般向けですが、児童文学の年もあります。

よくどんな本が入試に出るのか聞かれますが、このように色々なので、様々な本を読むことが一番です。

試験のためだけではありません。

本からはいろんなことが学べるからです。

たとえば、今回紹介の本にこんな一節があります。


「人は、己の知識が及ばざることに出くわすと、甚だ心許のうなるもの。心許のうなった挙句、まことしやかな迷信をうかうかと信ずるのじゃな。」


要するに、人は自分の知らないことに出会うと不安になり、うその噂や迷信を信じてしまうということです。

主人公のお鶴は双子ですが、江戸末期、双子は偏見を持たれていました。

それは、どうして双子が生まれるのかという知識が無かったからです。

知識の無さは、様々な偏見や差別を生み出します。

それは江戸時代だけではありません。

玉石混交のSNSの時代だからこそ、なおのこと無知ではいけないと思います。


塾では本の貸し出しをしています。

たくさん読んで、知識と教養を糧に新しい時代を歩んでほしいと思います。


国語担当講師 荒柴





# by otsukajyuku | 2019-05-09 09:28 | 講師のブログ